ベンチャー企業に入社することになった東大法学部生の日記

ベンチャー企業に入社することになった東大法学部生の日記

東大からベンチャーというキャリアを選んでいます。自分の勉強も兼ねて、いろいろ有益な情報を発信していきたいと思います。

ARについて調べてみた

ARについて個人的に調べたことをまとめておきます。走り書きですがご容赦ください。

ARの種類

ロケーションベースAR

  • GPSなどから取得できる位置情報や方角により、適切な位置で情報を表示する
    • 「Layer」という、近くにあるお店を現実の風景に合わせて提示するアプリがある
    • セカイカメラ
  • メリット:現状のデバイスで比較的簡単に利用できる
  • デメリット:GPSではどうしても現在の位置とズレが出る

ビジョンベースAR

  • マーカー型AR
    • マーカーを置いた場所に物体を出現させる
    • メリット:提示したい場所に、低い計算コストで正確に情報を表示できる
    • デメリット:マーカーを置かないといけない。また、画面上にマーカーの全体像が映らないといけない
    • 商品などにマーカーを載せることで、PRになるかも
      • 読売新聞で、紙面にマーカーを載せ、動きのある画像を出した事例がある
  • マーカーレス型AR
    • マーカーを利用せず、現実の環境にある物体や、環境自体を空間的に認識し、情報を特定位置に提示する

参考:

www.atmarkit.co.jp

以降はマーカーレス型ARについて語ります

ラッキングの方法

  • 光学式
    • optitrackなど
    • 複数台のカメラを設置し、リアルタイム・非接触でキャプチャ
    • Outside-in方式ともいう
      • バイスにカメラを設置するInside-out方式とは異なる
  • 立体物追跡式
    • Vufoliaなど
    • あらかじめ立体物を登録しておいてマーカーとして使う

物体の認識方法

  • 一般物体認識
    • 画面の中のりんごをりんごと認識できる
  • 他にもいろいろあるようです

www.slideshare.net

ARのデバイス

モバイル

  • iPhone
    • ARKitの登場により開発が容易になった
    • できること、できないことは以下のURLにまとまっているので、特に重要と思ったとこだけ書く qiita.com
    • 床などの水平面のみ平面として認識可能で、壁などの垂直面は認識できない。また、認識までに数秒かかる
    • 空間内に存在する物体を、空間内の座標上に存在する点の集合として認識できる
    • 取得した情報の保存はできないので、起動ごとに認識作業が必要
    • 現実にいる他のプレイヤーの位置など、現実空間の何かの位置を特定することができない
  • Android
    • ARCoreが発表された

専用デバイス

  • MRグラス

    • Magic LeapやHololens
    • Inside-out方式を採用
    • 複数人で同じ空間を共有できる
    • どうやって空間に干渉するか
      • 同じ場所を凝視
      • 指の動き
      • 声で
  • ホログラフィックディスプレイ

    • Wayrayなど
      • 車の窓に、ナビなどを表示

thebridge.jp

  • IoTとの親和性がある

大事なのは、何をどこまで正確に認識できるのか

  • 点の集合として認識
  • 平面や球体として認識
  • 机やリンゴとして認識

あらかじめ空間を登録しておける場合は強い。アミューズメントパークなど

実際のサービスについて

強みは、「好きな場所に好きな情報を付け加えられる」

現実にあるものに付帯情報を紐付ける

  • 顔を見ると名前や役職を表示するアプリ

www.moguravr.com

事前に試してみる

  • 置いてみる
    • イケア製の家具を試すことができるアプリ

www.moguravr.com

  • 書き換えてみる
    • 絵画の色調を変更できるARアプリ

www.moguravr.com